理系学生の求人サイト「LabBase」

理系学生が効率的に就職活動をするための求人サイト

LabBaseは研究職で働くことを希望する、理系学生のための求人サイトです。株式会社POLが2017年から運営しており、ダイレクトリクルーティングによる就職活動ができるのが特徴です。

研究職の希望者が多いのが理系学生の特徴ですが、大半の学生が日々の研究作業に多くの時間を割いており、就職活動がはかどらないのが現状です。そこで活用したいのが、ダイレクトリクルーティングです。一般的な就職活動は、学生から企業へアプローチします。しかしダイレクトリクルーティングはその逆で、研究内容などのプロフィールを登録しておくと、それを読んで興味をもつた企業が学生にオファーをする、スカウト機能が利用できる就活サイトです。

これまでの理系学生は、研究が忙しいため、学校側からの推薦やOBからの紹介など、就職先を決める選択肢が限られていました。その一方で企業側も、理系学生と接する機会が少なく、推薦などこれまで築いてきたパイプのみによる採用に偏るという課題がありました。この両者の悩みを解決するために生まれたのが、LabBaseです。インターネットを介して理系学生と企業が出会うプラットフォームが出来上がったのです。

ダイレクトリクルーティングは研究に忙しい理系学生にとって、非常に便利なサービスです。このため登録学生数が急増しており、リリース開始から2年で登録学生数は1万人を超えました。

ダイレクトリクルーティングが受けられる学生向けの就活サイトは多いのですが、LabBaseは理系学生のみを対象としているのが大きな特徴です。優秀な理系学生が多数登録しているため、質の高いデータベースとして企業側からも信頼されており、有名企業や将来有望なベンチャー企業が多数このサービスを活用しています。

企業からのオファーを待ちながら研究活動ができる

実際にLabBaseを利用して就職した学生の口コミをみても、高く評価されています。その一部をピックアップすると、東京大学の情報系の学生は、スカウトがあってから1か月以内に内定が決まり、その後は落ち着いて研究に没頭できたと述べています。

京都大学の電気系の修士1年生は、3社くらいからオファーがあればいいと考えていたが、10社以上からアプローチがあったとのことです。

また、東京大学の情報系で修士1年生は、どの企業が自分を求めているのかがわかるので、モチベーションが上がったと答えています。

筑波大学の化学系・修士1年生は、企業の情報が少なく、選択基準が知名度しかなかったが、さまざまな企業からのオファーを受けて、やりがいが感じられる企業と出会えたと述べています。

就職活動に不安がある理系学生は、LabBaseを活用されてはいかがでしょうか。LabBaseのオススメ度は、5段階中の5です。